3.子育てに言葉のチカラを使う

子どもは頑張って疲弊するママより、笑顔でいるママを望んでいると確信した娘の誕生日

しのゆか

自己否定と執着にまみれた人生を卒業し、ありのままの自分を受け入れ子育ても仕事も起業も欲張りに生きる自分を許し日々成長中。在英十数年、ロンドンよりお届け

 

しのゆか
こんにちは、しのゆか です。

 

 

2010年1月23日に生まれた娘氏が

めでたく12回目の誕生日を迎えました。

 

習い事で大忙しな日曜日が

誕生日当日だったため

所属のサッカーチームにお手伝いいただき

大好きなチームメイトたちとお祝い。

 

今年は しのゆか にとっては

過去最高に手抜きした誕生日会でした。

 

それでも娘からも

チームメイトからも

そして、その保護者からも

 

『素敵な誕生日会だったね。

参加させてもらってありがとう。』

 

って喜んでもらる不思議。

 

楽しみなはずの誕生日会で

1人でシャカリキに頑張って

疲れ切りパーティー後に

疲れきって爆発してキレるママ

 

そんな誕生日会恒例の悪夢しか

味わわせたことのなかった娘氏。

 

 

しのゆか
母親なんだから、子どものためにこうあるべき。

 

 

そんな思い込みという縛りを

次々に手放した先には

娘の幸せな笑顔がありました。

 

頑張りすぎて爆発して

強制休養が必要なあなたの

ヒントになれば嬉しいです。

 

誕生日会の主役は頑張る私だった...

 

しのゆか は過去に何度も

娘と息子の誕生日会を

主催してきました。

 

イギリスに駐在してきて

子どもの誕生日会を主催する方へ

誕生日会開催マニュアルを書ける

レベルで詳しいです 笑

 

誕生日会開催マニュアル in Londonは

コチラの記事よりご覧ください。

 

 

しのゆか
すでに書いてんのんか~ぃ。

 

 

娘が小さかった頃は

他人から認められることに

全精力を注いでました。

 

夫に誕生日会の準備を相談するも

 

『好きにしていいよ。決まったら教えて』

 

とか言われ…一人で抱え込み

会場探しから準備、当日の手配までも

駆けずり回るレベルで頑張ってました。

 

子どもの誕生日会を

完ぺきに仕切る母であることに

固執していた時代でもあります。

 

当然ながら誕生日会当日は

アクティビティー以外、全て手作り。

 

招待状を作り、個別に出欠確認し

当日は子供用・保護者用共に

手作りで食事の準備を全て一人で行い

手土産であるパーティーバックも

お礼の連絡も...一人でやりきる。

 

今思うと、

 

 

しのゆか
よくやってたな~

 

 

とは思うのですが、

この後、必ず襲われるのが

尋常じゃないレベルの疲労感

 

感情のコントロールができなくなり

誕生日会後は些細なことで

娘と夫にキレる

 

それが過去の しのゆか でした。

 

認めて欲しいから頑張るのに

夫も娘も『ありがとう。』、

『お疲れさま』って言ってくれるのに

何かむなしい気分になる。

 

 

しのゆか
私は感謝されてない…

 

 

とか被害妄想エグく、

 

 

しのゆか
こんなに頑張ったのに、何で?

 

 

 

とか思い始めたら最後、

満たされない気持ちは怒りへと変化を遂げ

猛犬のごとくキレまくってました。

 

夫と娘からの言葉をただただ

素直に受け取ってないだけなのに。

 

 

しのゆか
ザ・めんどくさい女、それが しのゆか でした。

 

 

少しづつ手放さざるを得なかった「ねばならない」思考

 

しのゆか
親なんだから、子どものために一生懸命誕生日会に尽力すべき

 

 

という世にも恐ろしい思い込みは

一瞬で魔法のようには消えませんでした。

 

しのゆか の場合は

物理的要因で仕方なく強制的に

手放さざるを得なくなりました。

 

息子が生まれたこと、

危なっかしく動き回るようになったことで

自分の力だけでは賄いきれなくなった事で

渋々、選ぶしかなかった選択肢が外注。

 

アクティビティの後は

レストランに移動してみたり

食事つきプランを使ってみたり、

どんどんお金で解決方式を導入。

 

そして今年は最終段階であった

手作り誕生日ケーキも手放しました。

 

配るお菓子も誕生日ケーキも

全てオーダーして受け取りに行くだけ。

 

あんなに頑張ることにこだわって

自分に鞭打って家族に当たり散らしてたのに

楽して外注した方が楽しいというオチ。

 

それでも、

色々な学びをし自分と向き合うまでは

心のどこかでその楽しさを

認めることができてませんでした。

 

手放した先にあった娘の笑顔と心から漏れた感謝の気持ち

 

色々な心の重荷であった思い込みを

手放した先には晴れ渡る青空のような

眩しすぎる世界が待ってました。

 

例年なら殺気すらも漂わせる勢いで

パーティーの準備をしていたのに

今年は朝9時半には出発なのに

誕生日会当日の朝は余裕で掃除に精を出す。

 

そんな しのゆか に娘が

12歳の誕生日にあさイチでかけた言葉は

 

「ママ、トイレがめっちゃ綺麗で気持ちよかったわ。行ってみて~」

 

でした。

 

1人で抱え込みがむしゃらママだった頃は

怖いオーラをまとっていて

娘も声をかけられなかったんだと思います。

 

色々手放しオーラを脱ぎ捨てたら

娘から柔らかい言葉が聞こえてきました。

 

そして、

パーティーを兼ねたサッカーの練習後は

いつも通り、乗馬レッスンに行った娘。

その帰りに

 

『今日は楽しいコトしかなかった。幸せだった~。』

 

と心から湧き出るように言ってくれました。

 

その言葉を聞けたとき、

元気に育ってくれてる娘に

家族想いで優しい娘に、

 

そして、

娘のことを大切に想ってくださってる

娘を取り巻く全ての人たちに

感謝の気持ちが沸き上がってきました。

 

子どもが望んでいるのは幸せに笑ってる親の姿

 

しのゆか
無理してでも親として完璧であらなければならない。

 

 

そんな風に思っていた頃の しのゆか は

とっても不幸でした。

 

笑う余裕なんてなく

毎日毎日、何かに焦ってました。

 

いつ溢れるかわからない怒りのコップを持つ

地雷しかないような過去の しのゆか。

 

それでも娘は親である しのゆか のコトを

受け止めて愛し続けてくれました。

 

でも当時の娘はとっても辛そうでした。

 

娘の中からあふれ出る愛情を

親に受け取ってもらえない。

 

さらに

大好きなママが苦しそうなのだから

娘がつらそうなのは当然です。

 

 

しのゆか
大変だから、誕生日会なんてしたくない。

 

 

そんな風に思ったこともありました。

 

だけど、

今年は大きく意識が変わりました。

 

娘にとって家族と同じように大切な

サッカーチームのコーチや仲間たち。

 

そんな彼らが楽しめる場を作り

一緒に娘の成長を喜んでもらう

それが誕生日会をする目的。

 

母になって12年目のこの日、

 

 

しのゆか
誕生日とはその人自身の成長・健康を大切な人と感謝し合う日。

 

 

娘の誕生日を祝うコト。

 

それは、

無理して疲弊することではなく、

 

手抜きだったとしても

娘が一番大切にしている家族が

笑顔でいられる日を過ごすこと。

 

子どもはいつだって

親のコトを愛してくれてる。

 

だから、

愛情は注がなくていい!!

 

ただ、

子どもから注いでもらってる愛情を

有難く笑顔で受け取るだけでイイんです。

 

それ以上の子育ては存在しない。

そう確信した娘の12歳の誕生日でした。

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