5-2.インナーゲーム 6-2.個性派な息子のお話

子どもの気質を知り、不登校気味な息子にできることを模索する

しのゆか

自己否定と執着にまみれた人生を卒業し、ありのままの自分を受け入れ子育ても仕事も起業も欲張りに生きる自分を許し日々成長中。在英十数年、ロンドンよりお届け

 

 

こんにちは、しのゆか です。

 

先週に引き続き

コミュニケーションについて

講座で学びを深めてきました。

 

 

しのゆか
人はみんな違って、みんな良い。

 

 

頭ではわかってたはずなのに

しょっちゅう忘れ去ってる。

 

人のせいにするつもりはないけど

 

 

相手の気持ちになって考えましょう!!

 

 

って小学校の時に言われてたけど、

 

 

しのゆか
ぶっちゃけ人の気持ちなんてわかるわけない...。

 

 

自分がされて嫌なことは

人にしないのは当然としても

自分が心地いいからと言って

受け手が同じように思うかは不明である。

 

小さな親切大きなお世話

 

日本には素敵なことわざがあるものです。

 

 

違う人同士なのだから分かり合えないの?

 

 

と言えばそういう訳ではなく

相手のタイプを知り

歩み寄ることはできる。

 

その事で、

少しでもお互いの距離感が

関係性が良くなれば最高です。

 

今回は母親として

現在進行形で悩み中の

息子の学校嫌い問題について

しのゆか の学びを織り交ぜて

考察していきます。

 

同じ親から生まれ育てられても違った性質を持つ子供たち

 

しのゆか
しのゆか には2人の子供がいます。

 

 

生活環境はほぼ同じなのに

小さいころから

全く違った性質を持ってました。

 

娘は保育園時代から

集団生活に上手く馴染めるタイプ。

 

小学校に入る随分前から

自分で起きて着替えて準備する

という一連の朝の支度を

自ら進んでやってくれてました。

 

世界的なパンデミックで

学校に行けなくなった時に

精神的な落ち込みが激しかったのは娘氏。

 

5年半後に生まれた息子は

自立心が全くないように見える子

 

自ら歩くという意思も弱く

自分で立てるようになってからも

歩くという行動に移るまで

半年近くの時間がかかりました。

 

この時、

息子を観察して気づいたのが

「息子にとっては歩く必要性がない」

というコトでした。

 

行きたいところに行くには

ハイハイで移動すればよく

高いところにあるものが欲しければ

下までハイハイ移動し

ステップをのぼればすべての欲求は

歩かずとも叶えられてしまうのです。

 

大人からすれば

 

しのゆか
歩く能力はあるんだし何で歩かないの?

 

と思うトコロですが、息子に取ったら

 

歩かなくても困らない

⇓⇓⇓

歩く必要がない

 

という思考回路が働くのです。

 

この傾向はずっと続き、

朝の支度は自分がやらなくても

両親もしくは姉である娘氏が

手伝ってくれるモノであり

 

本を読みたくなれば

同じように頼めばイイから

字を読むという学校の勉強の

意義や必要性がわからないのです。

 

息子にとって保育園や学校は

何となく周りの雰囲気から

行かないといけない場所でしかなく

 

行って楽しい場所でも

行きたい場所でもないのです。

 

そんな息子にとっての

ロックダウンでの学校閉鎖は

最高の贈り物でした。

 

通う必要性がわからない学校に

毎日行かなくても良くなった

ロックダウン。

 

毎日めちゃくちゃ楽しそうに

好き放題遊んでた息子。

 

オンライン授業は退屈そうでしたが

一部しか写せないカメラの死角を

早々に発見し玩具を隠し持ち

授業中に遊んでた姿が印象的でした。

 

学校という1つの場所をどうとらえるかは人それぞれ

 

先ほども述べたように

息子にとって学校に行く

意味と意義が確立されていません。

 

だから、

「学校休んでいいなら

家でゆっくりしようかな~」

とか普通に言うし

 

一緒に登校している娘に

「学校遅れるから早くして。置いていくよ。」

 

と言われれば

 

「お姉ちゃんに置いていかれたら

1人で学校行けないし休めばイイね。

そっちの方がいいかも。」

 

とか

学校好きで遅刻したくない娘には

到底、理解不能な発言をスラスラと

返答出来たりするのです。

 

娘はプロモーター気質強めの

サポータータイプ。

 

人といることを楽しみつつ

人との和を重視する付き合いをするので

学校は基本的に楽しい場所。

 

その反面息子は

生粋のアナライザー。

 

彼自身の納得が何よりも大切。

学校に行く意味も分からなければ

みんなに合わせて授業を受ける意味も

息子にとっては不明確。

 

なので、

学校で何かあったわけでもないのに

「学校に行きたくない。楽しくない。」

と言ってくるし、

 

学校の先生に相談しても

「学校では何の問題もない。

息子氏が学校を楽しめてないと

聞いたのは驚きました。」

と言われてしまうのです。

 

他の気質の子と比べれば

アナライザータイプの子供は

不登校になる可能性が高い

と講座で伺いました。

 

うちの息子のケースですが

授業を妨害したり、

授業中の課題をやらない

という行動はしません。

 

ただ、特徴としては

モチベーションがないので

吸収率が悪いということ。

 

メモ

ちなみに、イギリスでは学校に行かないという権利が子供に与えられていません。

与えられている権利は学校に行く、もしくは保護者が学校の代わりになる教育を家庭ですること(いわゆるホームスクーリング)。ホームスクーリングを選ぶ際、詳しくは知りませんが、所定の手続きを取り保護者の誓約書のような書類の提出が義務付けられていると聞いたことがあります。

学校に行かない選択肢を子供に与えてないことは、悪い側面だけでなく弱い立場の子供を守るという視点が含まれています。親の都合で学校に行かせない、虐待の恐れなどを早期発見できる可能性が高まるという利点があり、イギリスの学校では長期的に虐待が疑われる症例を観察するシステムが確立されています。些細な事象(教員があざを見つけたなど)もレポートされ、しばらく保管し情報をアップデートして必要な時に専門機関に通報するようです。

 

学校嫌いの息子に親ができること

 

勉強の必要性が不明のため

学校の授業に興味がない息子は

学校の勉強が遅れ気味らしく

 

先日、

学校から選ばれし者だけが受け取る

補講案内のお手紙を受け取りました。

 

毎日30分間、始業前と放課後に

グループレッスンをします

 

とのこと。

 

通常の学校生活を送ることに

納得していない息子に

追加補講の必要性など

理解できるはずもなく...

 

「何で早く学校にいかないといけないの?」

 

と完全に抗議モードに入りました。

 

学校からの手紙には

補講の明確な理由や目的が

書かれておらず

親としても説明もできない。

 

はっきりした理由をひた隠し

大人の都合を押し付けるのは

簡単かもしれません。

 

だけど、

本人の意向を無視した子育てが

子どもに生き辛さを与えることを

身をもって知っている しのゆか は

学校に面談の依頼をして

歩み寄りを模索しています

 

面談の目的は

・学校側は学校の必要性をどのように子供に伝えているのか。

・補講は何を目的・目標に行われるのか。

・息子の気質を伝え、知ってもらう。

 

息子が通っている学校に対して

不満や不平を言うつもりは全くなく

息子にとってのよりよい環境を

学校と話し合いたいのです。

 

我が家と同じように

上の子は問題なかったのに

下の子が学校行きたがらない…

 

などお悩みの方のヒントに

なれば嬉しいです。

 

学校との話し合いなど経過も

追ってブログでお伝えしていきます。

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