3.子育てに言葉のチカラを使う

親が子どもの人生の責任を手放した時、子どもは夢を語り始め成長する

 

こんにちは、しのゆかです。

 

 

しのゆか
本日は娘より「ママみたいなタイプのママで良かったわ」とボソッと言われたお話。

 

 

あんたの人生やねんから、あんたが何でも決めたらよろしいスタイルの子育てはいったいどうなん?

 

 

監視されてるみたいだったと言わしめた母親時代

 

しのゆか には

呪われた母親時代があります。

 

 

しのゆか
娘に私と同じ人生を歩ませてはならない。幸せにしなければならない。

 

 

と子育てに多大な重圧を感じ、

娘の人生を背負い込もうと

していた時代。

 

娘は当時を振り返り

 

 

娘氏
監視されてるみたいで大変やったわ。

 

 

と言っておりました。

 

あれもこれも

いいと聞けば飛びつき

娘にやらせました。

 

別に高額商品を買ったわけでもないけど

知育系商品のセールスマンから

最高のカモとも思われてたであろう

そんな子育て大迷走期。

 

毎日違う習い事に参加し

休みなく動き回り、

家に帰ればピアノの練習と

勉強系ワークブックを

させられた娘。

 

元落ちこぼれとして

自分の人生を後悔してたから

 

 

しのゆか
娘を落ちこぼれさせてはいけない。

 

 

と鬼の形相で娘と向き合ってました。

 

当時の娘は

いつもオドオドしてました。

 

それが気に入らない母は

 

 

しのゆか
自信持って発表しなよ。

 

 

とか

 

 

しのゆか
はっきり自分のこと言いなよ。

 

 

とか娘に攻め寄ってましたが、

 

 

しのゆか
あんたがそんなんやから娘が萎縮すんねんで。

 

 

と、

今なら自分で自分に

突っ込みを入れてるところですが

当時は全く気づかなかったのでありました。

 

子どもの人生の責任を子どもに返す

 

子育てに悩み

育児書を読み漁って

自分の人生と向き合い

続けること10年間。

 

じっくり時間をかけて娘に

娘の人生の責任を

返していきました。

 

最初は

娘に小さな選択を委ねること

から始めました。

 

つい口出ししてしまったり、

娘もしのゆかに選択を委ねようと

顔色を伺おうとしてたコトもあります。

 

それでも一緒に歩みを進め

娘の人生の責任を全て娘に委ねられた時、

娘から

 

 

娘氏
You cannot force me because of my life.

 

 

と言われました。

 

一緒に歩いていた時に冗談で

 

 

しのゆか
ママの言うことに従わせてやるわ 笑

 

 

とアホな会話をしていた返事としての

娘の言葉でした。

 

 

娘氏
私の人生だからママは強制できないよ。

 

この言葉を聞いた時、

娘が自分の人生を自ら生きていける

強さを身につけたんだと

確信し涙が出そうになった しのゆか。

 

自発的な気づきと夢が人を引き動かす

 

しのゆか が

娘の人生の責任を娘に返し

口出しをやめ、全ての選択を

娘に委ねてしばらく経った後、

娘はそれまで語れなかった夢を

語り始めました。

 

 

しのゆか
獣医になりたい。

 

 

しのゆか の監視する子育てで

ストレスを感じ心を痛めていた娘は

乗馬と出会い、

馬に癒されていきました。

 

馬への愛が止まらない娘は

 

 

しのゆか
馬専門の獣医になる。

 

 

という将来の夢を具体的に

見定めてから急に

成績が上がり始めました。

 

呪われた様に買い続け、

強制的にやらせていた

ワークブックも手放し

学校の授業だけに切り替えたのに

 

学校ではトップグループに属し

先生からも高評価を得ています。

 

しのゆか が

エネルギーを使いまくり

怒りながら勉強させていた

あの頃は何だったのか?

 

と思うくらい

自ら進んで宿題をし、

先生からお薦めされた本を読む娘。

 

成績の良しあしで親が一喜一憂しても逆効果

 

そんな娘のお友達の中には

成績が悪いと親から

怒られる子たちが複数います。

 

イギリスは中学校から

成績別授業が行われており、

日本の大学のように

先生の教室に移動して

授業を受けるスタイル。

 

自分達の教室は小学校卒業と

同時になくなります。

 

娘曰く、

トップグループの子の親は

勉強にあまり興味がない子が多く、

中間グループには

成績が悪いと怒る親の子が

多いと言ってました。

 

クラスわけ発表の後、

 

「トップセットに入らなかったから怒られたんだよね〜」

 

と愚痴を聞いたらしい。

 

その話をしながら

娘に色々と質問されました。

 

 

娘氏
昔のママだったら怒ってたよね?

 

だね。でも気づいたんだよね、ママが怒っても成績上がらんやん?娘氏の成績が良かろうが悪かろうがママの人生の幸福度にはなんの影響もないと言うことに。
しのゆか

 

娘氏
私がsix form(高校卒業前の学年の呼び方)でtop studentに選ばれたらママは私のこと誇りに思うでしょう?

 

うーん、誇りに思うとは違うよね。娘氏の夢が近づいて希望の大学に行けたなら嬉しいとは思うけどね。娘氏の夢を応援してるからね。でも成績がいいからという理由で娘氏を誇りに思うことはないよ。
しのゆか

 

娘氏
ふーん。

 

と言う会話をしました。

 

そして、

少しした後に娘から

 

 

しのゆか
ママがママみたいなスタイルの親で良かった。

 

 

と言われたのでした。

 

監視型と見守り型両方の子育てを経験してみて想うコト

 

娘の人生の責任を背負い

自分の影響の範囲の外にある

娘の行動を監視し続けた時

 

母親である しのゆか自身も

言われる側の娘も

お互いにすり減らしながら

生活をしていました。

 

縁あって家族として

時間と場所を共有する

親子という名の関係。

 

お互いに許せないルールは

あって然るべきですが

勝手に相手の人生の責任を

背負い込み

 

お互いをすり減らすことは

百害あって一利ない。

 

今しかない

子ども時代を過ごす子どもたち。

 

その時間を

親として見守り応援する。

 

その先に

子どもの無限の夢が

広がっていきます。

 

まずは、

子どもに小さな選択を

委ねてみることから

始めてみませんか?

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