6.番外編:イギリス・ロンドン生活

大人が思ってる以上に言語の壁は高い!!子どもが置かれてる環境を侮るな!!

 

 

こんにちは、しのゆか です。

 

 

しのゆか
今日は子どもの国際交流のお話を、ロンドン在住の しのゆか 視点で書いていきます。

 

 

他民族国家に住む子どもたちにとって、国際交流とは心躍るイベントではない。

 

しばらく前、

しのゆか は日本の子どもたちに

国際交流として

 

我が子たちが通う学校と

交流する機会が持てないだろうか?

 

と考えていたことがありました。

 

何かのご縁で

イギリスという地に住み、

子どもたちが通う学校と

交渉しやすい環境にある

と思っていたので、

 

そんな しのゆか が

できることを探していた

とも言えます。

 

日本の子供たちが

リアルな英語に触れられる

貴重な機会を作れるかも〜

と思ったりもしてました。

 

実際に行動に移すこともないまま、

 

イギリスの子供たちと

日本を結ぶことは

とっても難しいことだ

 

 

と思うようになったのです。

 

それは

国際交流についての意識が

イギリスと日本の間では

全くと言って良いほど違うこと。

 

そして、

英語という言語に対する認識も

驚くほど違うと感じるように

なったからです。

 

日本人にとっては好意的に映る国際交流

 

しのゆか は昭和の

日本生まれ日本育ちです。

 

英語は

国際交流にとって

絶対必要な言語であり、

 

使いこなせることは

利点である

 

という感覚を待っていました。

 

国際交流についても、

珍しい体験ができる

貴重な機会という認識。

 

イギリスではどうなん?

 

あくまで、

しのゆか が現地法人で働き、

子どもたちを育っていく中で

見聞きし感じることを

書いているので

絶対ではありません。

 

 

① 英語

 

しのゆか
話せて当たり前です。

 

 

日本語が話せる

外国人に出会った時に

日本人が感じる

 

「日本語が話せてすごいですね。」

 

と言う感覚は

英語のネイティブには

微塵もありません。

 

なんなら、

 

「何で英語話せないの?」

 

くらいの認識しかないと思う。

 

だからなのかは不明ですが、

自信なさげに英語を話すと

聞いてもらえないわけです。

 

 

しのゆか
世界中の人が話す言語なのだから訛りある英語こそ個性だ‼︎くらいのドヤ顔で話す度胸が必要だと しのゆか は思うのです。

 

 

アメリカに留学した時に

病院の対応が悪すぎて激怒し

クレーム電話をかけた時に

 

しのゆか みたいに

「私の話を聞け!!」

って言うオーラがあると

訛ってても通じるよね。

 

って言われたことがあります。

 

 

しのゆか
ただ、怒りという圧が強かったという可能性は異様に高いですけどね 笑

 

 

今も怪しいところですが、

当時の英語力なんて

今とは比べ物にならないくらい

低すぎて地中に潜る低さ。

 

でも雰囲気で伝える!!

 

 

ここが大事。

 

この英語問題は、

ビジネスの世界に至っては

少々追加情報が必要ですが、

 

そちらは長くなるので

また別記事にて

辛い心のうちを吐露します 笑

 

➁ 国際交流

 

ロンドンに住んでるから

だとは思いますが、

 

この視点も現地の子には

心躍るイベントではないような

気がします。

 

寿司を食べるとか

巻きずしを作るとか、

 

 

しのゆか
結局、日本食=寿司っていうね。

 

 

寿司作りや着物試着などの

リアル体験なら学校のイベントとして

開催したことはありますが

 

日本とイギリスの子ども同士

オンラインで繋いで

文化交流イベントとなると

別のお話かと思われます。

 

ロンドンは多民族が暮らす街なので、

そこら中で国際交流が行われてる

くらいの感覚。

 

肌や髪の色宗教が違う子と話すことは、

日々の学校生活の一コマ。

 

日本人夫婦の子どもである娘氏は、

お弁当に炊き込みご飯とか

持っていきますが、

 

 

お友達グループの子にとっては

 

「得体の知れない食べ物」

 

とはいえ、

 

違う文化背景の親を持つ

 

というのは

 

ロンドンの子たちにとっては

至極、当たり前です。

 

これが郊外の街になると

大きく変わってきて

ほぼイギリス人しかいない

環境になるので、

 

意味合いがガラッと

変わってくるようです。

 

言語の壁はエベレスト以上ってホンマやで!!

 

先日、

お友達から子どもの

国際交流の機会を作る

イベントについて

相談を受けました。

 

元々はしのゆか も

 

 

しのゆか
何かできたら…

 

 

なんて思ってましたから

お手伝いしたい

気持ちはありますが、

 

ロンドンに住んでる

感覚で考えると

 

「難しいな~」

 

と言うのが正直なところです。

 

中学1年生の娘氏は学校では、

イギリス生まれイギリス育ちの

母国語を英語として話す子の

グループに所属しています。

 

学校には数年前に母国から

イギリスに移ってきた

子たちもいますが、

 

英語の問題で

それなりの付き合いしか

できないのだそうです。

 

男の子の世界では

サッカーができたりすると

違うらしいのですが、

 

年ごろの女子たちにとっては

 

話題がコロコロ変わる

中身の薄い世間話とか

恋バナとか親の文句とか

 

母国語同士で

絶妙な表現が分かり合える

自然な会話ができることが

重視されるようです。

 

移住してきて数年の子たちは

現地生まれ育ちの子にとったら

 

 

娘氏
話した内容が半分しか伝わってない感じがするし、話してくれる内容も半分くらいしか理解できない

 

 

と言う認識で見られてるとか。

 

 

 

しのゆか
子どもは素直なので、聞く時も話す時も相手のスピードに合わせてくれたりはしないですからね。

 

 

ただ、

この移住して数年の子たちは

英語が第二言語の大人からすれば

 

「あの子、英語すごくできるよね~」

 

っていう、

レベルだったりもするわけで、

この辺りの認識の誤差が

 

駐在という形で

短期的に移住してきた親子間の

埋めきれない溝だったりもする

のかなと思ったりもします。

 

「子供だから現地にすぐに馴染める」

 

とか言うのは

大人の都合のいい解釈なんだなと、

 

イギリスに生まれ育ち、

同じ環境の友達とばかり

一緒にいる娘氏の話を聞いて

感じたりします。

 

話がそれましたが、

 

大人のイベントであれば

多少の言語の不自由も

大目に見てもらいやすいですが、

 

相手が子供となると

反応はストレート。

 

ましてや

片方は母国語で

片方は学んでる最中の英語

 

となると

交流という視点では

国際姉妹校交流などで

学校間イベントとかでない限り

 

難しいのかな〜

と思ったりします。

 

という事で、

今日は日本とロンドンでの

異文化交流の難しさについて、

 

しのゆか が感じたことを

ツラツラと書きました。

-6.番外編:イギリス・ロンドン生活

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