ハーブファスティング — 私が数ある断食の中でこれを選ぶ理由

わたしを選び直す部屋

断食って聞くと、
修行/空腹との戦い/根性/ひもじい…
そんなイメージが強いと思う。

でも私は、元・看護師として身体の仕組みを学び、その後も20年以上、海外(アメリカ・イギリス)で医療業界に関わりながら、水断食・塩断食・酵素断食…といろんな断食法を実践してきました。

その中で、いちばんしっくりきたのが ハーブ断食 でした。

もちろん、体がしんどくならないわけじゃない。朝のハーブドリンクは控えめに言って“まずい”し(笑)、サイリウムで独特のドロッと感もある。

それでも私がハーブ断食を選んだ理由はただ一つ。

「ラク・続けやすい・安心して実践できる」
という、他の断食にはなかった“整った設計”があったから。

(※水・塩・酵素断食の比較記事はコチラ → 水・塩・酵素断食の実体験比較記事

いろいろな断食を試してみた結果|水断食・塩断食・酵素断食の違いと感想

この記事では、「なぜ私がハーブ・ファスティンングに落ち着いたのか?」
その理由を私のリアルな体験ベースでまとめます。

(医学的な解説ではなく、あくまで“経験談”として読んでね♡)


🌱 はじめてのハーブ・ファスティングとの出会い

ハーブファスティングを知ったのは、知り合いが
「これで7キロ落ちた!」
と投稿していたのを見たのがきっかけでした。

“ハーブで断食…?”
半信半疑だったけど、どこか気になって心の片隅に残った。

そんなとき、ちょうど日本へ一時帰国するタイミングで、
『4日で若返る毒だしのトリセツ』の著者・織田剛さんが、

「本を購入すれば、織田先生監修のグループファスティングに参加できる」

という企画を発表されていたんです。

私はこれまで水・塩・酵素…といろんな断食をやってきたけど、
自己流だとどうしても不安や体調の波に振り回されてきたタイプ。

だから 考案者の監修つき という安心感は大きかった。

さらに、本に書かれていた
「好転反応のだるさは“耐える”ものではなく、ファイトケミカルで調整すればいい」
という発想に衝撃を受けて、

「あ、これなら続けられそう」
と自然に心が決まったんです。

こうして私はハーブファスティングの世界に飛び込みました。

🥣 朝・昼・夜のメニュー構成が “迷わなくてラク”

ハーブの力を借りでデトックスサポート

私自身、何種類も断食を試してきて思ったのは、つらいのは空腹そのものより「これで合ってるのかな?」という迷い だったということ。

・飲む量ってこれでいいの?
・どのタイミングで飲むのが正解?
・いま感じてるダルさは無理してるの?好転反応なの?
・やめたほうがいいのか、続けたほうがいいのか?

こういう “細かい判断” が積み重なるストレス が、わりと一番キツかった。

だから、ルールがあいまいだった断食は不安になって途中で折れたり、逆に無理して体調を崩したり…とにかく迷いが多かった。

ハーブ断食は【何を・いつ・どう食べるか】が決まっている。

  • 朝:ハーブドリンク+コーヒーラテ
  • 昼:生絞りジュース+ルイボスラテ
  • 夜:ボーンブロス+海苔

「次どうすればいいんだろう?」という迷いがないだけで、断食のハードルが一気に下がって、私は水・塩・酵素より、圧倒的に続けやすかった。

🍎 辛くなったら“生搾りジュース”でファイトケミカル補充できる

コールドプレスジュース
しんどくなったら生搾りジュースで調整。ファイトケミカルが、本当に助けてくれる。

ハーブ断食が天才的だと思うのはここ。

空腹・だるさ・眠さ・軽い頭痛などの好転反応が出たら、

生絞りジュース(ファイトケミカル補充)で調整できる

これがめっちゃ合理的で、かつ身体もめっちゃラク。

普通の断食は、「つらくても耐えろ」系が多いけど…

ハーブ断食は、“しんどかったら追加していいよ” という優しさがある。

私は2日目くらいに1〜2回ジュースを追加する日が多い。昼用のジュースと夕方にもう一杯追加してる。体の感覚を頼りにダルさを感じたら、その時の気分で野菜やフルーツを選んでジュースを作って飲む。

“修行感ゼロ”で体の声が聞きやすくなるのが最高。

🧠 水・塩・酵素と比較してハーブ断食を選んだ理由

私が実際にやった断食のざっくり比較はこれ👇

断食の種類 メリット デメリット
水断食
  • 準備が不要
  • コストゼロ
  • 空腹の波がしんどい
  • 36時間がMax(個人的に)
塩断食
  • 準備がほぼ不要
  • (ミネラル塩のみ)
  • 塩だけを食べるのがキツイ
  • 断食中は吐き気と動機で寝たきり
  • 危険性の方が高い
酵素断食
  • 比較的やりやすい
  • コストが高い
  • 酵素の品質の選別が難しい
ハーブ断食
  • 理屈が明確で安心
  • レールに沿って進めばOK
  • 好転反応の調整方法がある
  • 本があるから迷わない
  • 体調不良のときの対処法が明確
  • 朝のハーブドリンクがまずい(笑)
  • サイリウム(オオバコ)が手に入りづらい
  • (田舎の薬局では取り扱いなし)
  • ボーーブロス作りが面倒
私がハーブ・ファスティングに落ち着いた理由はシンプルで、

・やり方が明確で迷わない
・好転反応が出ても、生絞りジュース(ファイトケミカル)で調整できる安心感
・本があるから、困ったら読み返せる
・続けやすくて精神的にラク

この “ラクさ × ロジカルさ” が、私の性質にドンピシャだったから。

水断食→ストイックすぎ
塩断食→危険でギブアップ
酵素断食→続けやすいけどコストと選別が難しい

どれも悪くないけれど、「これなら続けられる」と心の底から思えたのがハーブ・ファスティングだった。

🌿 朝のハーブドリンクは“まずい”…でもクセになる(笑)

朝の“これ”がハーブ断食のスイッチ。見た目以上に強烈だけど、なぜかクセになる一杯。

正直に書くと朝に飲むハーブドリンクは

味:ない
香り:ない
食感:ドロっとしてて飲みにくい
美味しさ:ゼロ。むしろ不味いから、マイナス。

なのに…

飲み終わったあと、
「よし、今日もやり切った…!!」
っていう謎の達成感がある(笑)

そして私の体感では、

このハーブドリンクを“規定量しっかり飲めるか”が、デトックス成功のカギ。

ネットで見た自己流の方は、一度で飲むのがキツかったからという理由で、朝と昼に分けて半量ずつ飲んでいたみたいだけど、その方は 腸フェーズなのに排便が2日に1回 だったみたい。

ハーブ・ファスティングの肝は“排便”。毒素の出口は ほぼ腸 からだし、”うんこ” として身体の外に出すのが最強だから。

だからこそ私は、

「まずいけど、飲み切る」= デトックスのスイッチを押す儀式

だと思ってる。

ここは気合というより、「私、今日もやるぞ」っていう自分との約束みたいな感覚。

📘 私がバイブルにしてる本

ハーブ断食をするときに、私がいつも立ち戻るのがこの本です。

『4日で若返る 毒だしのトリセツ』
著者:織田 剛 さん

腸 → 肝臓 → 腎臓の順番で整えるという独自のメソッドがとても論理的で、私にはしっくりきました。

この本の良いところは、

  • やる順番が明確
  • 具体的なメニューが載っている
  • “なぜそのやり方なのか”の理由が書いてある
  • 迷ったときに戻れる“教科書感”が強い

という点。

私はたまたま運良く、この本を買うことで参加できた 織田さん監修のグループファスティング に入れたんだけど、監修がなくても本だけで迷子にならない構成になってるし、説明がわかりやすい。


💬 まとめ:がんばらないハーブ・ファスティングにしたら、身体も心も軽くなった

ハーブ・ファスティングに出会うまでの私は、”断食=気合い” だと思ってました。

でもハーブ・ファスティングは、

体に合わせて調整しながら進める断食。

そのおかげで、外側だけじゃなくて内側(心・感情)まで整っていった。

断食は誰にでも必要なものじゃないけど、“体の声を聞く練習” としては本当におすすめです。

次回は実際にハーブ・ファスティングをしてみた体験談 “腸フェーズ” を書きますね♪

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