5-3.自己受容

休む自分を許すプロジェクト - 脱・頑張るデフォルト‼

ロンドンにもヒートウェーブが到来して、今週末はぴっかーんと晴れ間が広がっております。ヒートウェーブとはいえ最高気温は30度前後です。冷夏の影響で20度以で悪天候の日が続いていたロンドンなので、洗濯すすむ〜とテンションが上げあげ。シーツ洗うよね〜お風呂のマット洗うよね〜洗えるものは何でも洗ってしまいたくなる主婦魂に火がつく。実際頑張ってくれるのは洗濯機ですが…

頑張るがデフォルトになってない?

もし、自分の中に『全力で頑張る』と『それなりにやる』という設定があったら、あなたの設定はどっちですか?
私の設定は言わずもがな『全力で頑張る』です。私は自分に対してドS女なので、「もっとできるやろ〜」と耳元で怒鳴り散らすかのような指令を自分に出して続けてしまうことがよくあります。疲れてきてちょっとでも動きが悪くなると「えっ、あんたってそんなもんなん?」とか自分に聞いてしまうのです。色々と学びを進めたおかげで他人に期待することは激減したのですが、まだまだ人に任せることは苦手なので一人で抱え込むことも多くあります。だからこそ余計に疲れるのです。そして、ドSな側面を受け入れるドMな側面もあるから厄介な事になる。ドSな自分に「はい、わかりました。もっと頑張ります」と言ってしまう私の中のドMちゃん。

私の中の2人の自分。それがドSサマとドMちゃん

行く末は過労で倒れるパターン。それも自分で自分を追い込んで過労になるという1人の人間なのにドSとドMが共存する。彼らにとってはパラダイスだけど、主の私にとってはシンドイ性質。

疲れがたまったサインに気づいてますか?

私は他人からの反応には超絶敏感なのに、自分の内なる言葉には超鈍感なので気づかないことが多々ありました。ドMちゃんからの「疲れてます。」という勇気ある言葉を、内部告発をもみ消す悪徳経営者のごとくサラッとあしらう。私がいよいよ自分がヤバいなと気づく時は…思考と行動が空回りして何も進まず、自己否定の感覚にさいなまれたときでした。
「アレもやらなきゃ」「これもやらなきゃ」やる事はいっぱいあるのに、1つ1つの行動は時間がかかるし、デキもイマイチ。そして、気持ちだけさらに焦って自分に負荷をかけようとして、空回る。そこでやっとヘロヘロになった自分に気づく。ここまで気づかないと疲労度MAXですでにギリギリな状態なので回復にも時間がかかります。初期のうつ病の症状も出てき始めるレベル。うつ病の治療で一番効果があると言われているのが「何もしない事」なのだそうです。なので、何もせず一定期間休めればいいのですが、そういうわけにもいかないのが今のご時世。仕事休めない…家事がある…などなど、少なからずみんなが色々な状況を抱えて生きています。だから、それなりに日々の日課をこなしながらできる範囲で少し活動量を減らした状態をキープせざるを得ないのが現状ではないでしょうか。

ここで重要になってくるのが、疲れの初期症状に自分で気づく能力を身につけること。これができなくなったら、これを捻出する時間を削り始めたら自分はパニックゾーンに足を踏み入れてるよって言う自分の取説的な基準があるといいなと私は考えています。私の場合は日々の食事をないがしろにし始めた時が心身ともに限界のサインです。ご飯作りが面倒だから、これでイイやとスーパーの総菜や冷凍食品売り場をうろつき始めたら危険信号発令です。

休んだつもりになってない? - 休むことの許可を出せてますか?

日本人は世界的にみて勤勉な民族です。移民が多いロンドンで多国籍な環境で働いてると日本人的な仕事の仕方をしてる自分は損な役回りだなと思うことも多々あります。「仕事は仕事、家族の方が大切。自分が倒れるほど働いて倒れても会社は次の人を見つけるだけで、何もしてくれないよ。」ストレートにこんな風に言われたこともあります。この言葉はイギリスだけに当てはまるのではなく、日本でも一緒ではないでしょうか?今、あなたが一生懸命頑張って倒れたとしても会社にとっては空いた席をどう埋めるかという課題と向き合うだけの話。
家事に育児に介護に、それに加えて仕事があったり、付き合いがあったり…。色んな顔をもつからこそ、頭では休まないとそろそろヤバいと分かっているのに、「休めない」という思考にがんじがらめになってしまうのではないでしょうか?
頭では「そろそろ限界だ‼︎」と薄々感じているから、「休もう」と決めてるはずなのに周りが気になってSNS投稿を見て凹んでみたりする。「◯◯さん頑張ってるよね〜」っていう言葉を聞くと、疲れすぎて休んでたはずなのに「頑張り続けられない私って、やっぱり…」とか自分攻めに走ってみたりする。休むためには社会との完全遮断が必要なんじゃないかとさえ思ってしまう。

冷静に自分の状態を見極めてくれ休むことを推奨してくれる自分との共存が必要です。

休んでる自分を無価値だと感じてしまう。私がまさに休んでる自分を認めてあげられない人でした。そこに大きな落とし穴があり、その思考のままでは本当の意味での休息は取れません。身体は回復しても心がついていかないから持久力がなくすぐに元通りのフラフラ状態に陥ってしまう。まずは休みが必要な自分を「よく頑張ってきたね。ありがとう。今は休みに専念しよう」とエスコートしてあげることが必要です。

デフォルトが一生懸命頑張るな私に贈る提案 - 休むことを称賛する

私と同じように一生懸命頑張るのが当たり前なあなた。まずは頑張り屋の思考を変えるために「休むことを頑張る」という思考を持っていってみてはいかがでしょうか?掃除した、ブログ投稿したとかやった行動を褒めてしまいがちな世の中。ならば、「疲れたから昼間に横になった」とか「朝、布団から出れなくて少し微睡んでた」こんな自分を大絶賛して拍手を送ってみたらどうでしょう?無理するのが当たり前、自分の中にドSとドMの共存を許し頑張りすぎる設定になってる人は程よく力を抜き、自分メンテナンスをしながら生きていくために、休むことを許すというステップを踏む必要があると思います。
私の中に「自己犠牲をしてでも母親なんだから子供たちのために頑張らないといけない。」という刷り込みがありました。仕事してお金を稼いで子供たちの教育費の足しにする。家族の健康のために食事にはこだわらなければならない。自分のやりたいことも諦めたくないから、SNS投稿して認知を広げなければならない。◯◯しなければならないというMUSTのオンパレード。

まずは思い込みを善悪の判断を下さず、全て書き出してみる。そして、自分に問う、「この中で、あなたがどうしても譲れないポイントはどれ?」。

食の大切さを知ってしまったから、そこに手を抜くことはできないし、身体を内側から整えていくために食は怠らない。これが私が絞り出した最優先事項。最優先事項だけヤレば自分にOKを出す。他の事柄は自分を癒すための時間の後。時間とエネルギーが余ったらやってもいいかなというカテゴリーに入れておく。睡眠時間は絶対に削らない。自分を癒すための行動全てを称賛してみらことから始める。

まずは『休む自分を許す』をテーマに、お一人さま21日間チャレンジをしようと思います。ヒーリングコードとセルフコーチングを続けて自分の内なる声を聞きながら、ヨガを取り入れて心身ともに癒されマインドを優先する日々を過ごしていきたいと思います。21日後どうなっているか、こうご期待。経過報告記事も書きます!!

-5-3.自己受容

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