自己肯定感、自分を認める、許す
さまざまな言葉が書籍の中やネットで飛び交っているのでこれらの言葉を知ってる方は多いのではないでしょうか?
私が初めてこれらの言葉を知ったのは今から8年ほど前のこと。私の人生を大きく変えてくれた本である「子どもの心コーチング-菅原裕子著」で知りました。当時は生き辛さ絶頂期で自己肯定感がないと生きているのはしんどいという事を知って「あーそういうことだったんだ。」と妙に納得した記憶があります。この時やっと病識を得たという感じかもしれません。知らない世界を知り、「私は心に大きな傷があるんだ。育んでおくべき自分を好きという感覚がないから私は幸せじゃないんだ。」と自分の現状を把握できた瞬間でした。
現状を知った次に待ち受けるハードル
現状を把握したからと言って自己肯定感を育めるかは別問題。私は自己否定感なら誰にも負けないくらい育んでいたので、自分の欠点ならいくらでも見つけられるのに長所となるとこじつけでもめちゃくちゃ難しかったです。身の丈に合わない目標を立て、完璧主義だから少しのミスや計画のズレも許せず挫折して自己嫌悪に陥る。これが昔の私の日常でした。白か黒か、0か100か常に私にあるのは2択。そもそも達成できない目標を立ててるので実質は黒か0の1択しかなかったのかもしれません。そして、その選択肢に必ず付属としてついてくるのが自分攻めという迷惑な付属品。自分の中に失敗と自己嫌悪という1択しかなかったなんて考えたこともなく、必死のもがき苦しんでました。
ドツボにハマっていた私でしたが、当時は必死で自分を好きになろうと頑張ってました。「今日は〇〇できたから」とか自分褒めに一生懸命になるのですが、なぜか私の心にポッカリと穴が空いたような虚しさを感じたんです。必死になって探さないと出てこない褒めポイント。私って何なん?こんなに時間かけて考えてこれだけしか褒めるポイントないの?やっぱり私って…
私に欠けていた長期線で結果を求めること
恐ろしいレベルの自己嫌悪スパイラルに陥っていたのでした。長らく感じていた生き辛さからすぐにでも楽になりたいと短期間に結果を求めたことも私自身をさらに追い詰めた結果だったんだと思います。
あれこれ本を読んでみて、褒め日記をつけてみたり、好きなこと書き出したり…続けていくことに意味があったのかもしれませんが、私の心はそんな長いスパンに耐えられなかったのかもしれません。悲壮感ただよう感じで必死だったんでしょうね。毎日毎日、進歩してると信じたかったんです。でも現実にはちいさな進歩すらも気づけず、できない自分ばかりに焦点があてられていく毎日がとても辛かったです。
もし、あなたが自分を好きになるワークを毎日頑張って行なっていてしんどくなってきてるなら、一度お休みを入れてあげてください。経験者だから辛さがわかります。魔法のようにポンッと一瞬で変わるようなモノではないので、頑張ってると必ず息切れしてしまいます。
客観的に自分の現在地を知るのも1つの手段
私が実践した中で効果を感じられたのは、インナーチャイルドさんに出会って自分で自分を『醜い』と表現したことでした。「あーここまで自分を追い詰めてたんだな。そりゃーしんどいわ」そう思えたと同時に「よく頑張ってきたね」とも思えました。今はYoutubeの音声で導いてくださる動画もあるので、ダメ元で試してみられたらいいかもしれません。ちなみに私はYoutubeの音声では寝てしまいました 笑 その後、ヒプノセラピストさんに1度お世話になりました。何名かに問い合わせてご相談した中で継続セッションを勧められたりもしたのですが、当時の私には自分のためにお高いセッション代を継続で払い続けるほど自分に価値を見出せず1回のセッションを選びました。経験してないので推測でしかありませんが、継続セッションだとより短い時間で自分を受け入れられるようになるとは思います。ただ、無理しなくていいと私は思います。その時の自分にとって最高の決断であればそれがベストです。その時その時、自分に合ったタイミングに最高の出会いがあります。今このブログを見つけて読んでくださったのも、偶然の出会いだと思いますし、出会えたことが嬉しいです。
「自分を許すって何?どういう事?」そう悩んでいるあなたへ
悩み始めた今、すでに解決に向けて確実に1歩を歩み始めています。小さな1歩でも前進しています。気づけた自分にまずは「よく気づけたね。」そう言葉をかけてあげてください。そして、無理ない程度に寝る前に「今日もお疲れさま。よく頑張ったね。」と無条件に伝えてあげてください。何かしたから私すごいのではなく、『今生きてる』それだけでいいんです。私はこのブログを見つけて遊びに来てくださったご縁がとても嬉しいです。ありがとうございます。小さな一歩の積み重ねが明るい未来を作ってる。私も変われたから、あなたも絶対に変われます。