3.子育てに言葉のチカラを使う

子どもの才能を開花させるために絶対必要な”力”とは

ちょうど今から1年前、人生で初めて起業について個人コンサルを受けました。その時、コンサルをしてくれたのは今も引き続き教えを乞うている早瀬ゆかさん(名前が私と一緒でややこしいので、以下師匠と書きます)。起業塾でビジネスを学ぶ中(たくさんの気づきを頂いてる起業塾ですが、会社員スキルでの気づきが多いのが私の特徴)、講座中にたまたま出てきた話題で私の人生のキーワードが引き出されました。

初めてのコンサルで引き出された人生のキーワード

昨年5月に始まった無料企画の特典のプレゼントとして頂いたのが、師匠とのコンサルでした。1時間の予定を大幅に延長して話しまくってしまった私が時間内に連呼していた言葉が「選択肢」。当時の私は徹底的に「選択」という言葉を意識しながら生活していました。ただ、その言葉が私の人生にどんな影響を与えているのかに対しては無自覚でした。

全ての行動は自ら選んでいると知る

コンサルのだいぶ前に、ビジネスYoutuberの鴨頭さんが「怒るという表現方法を選ぶのも、その他の表現方法を選ぶのも自分次第」と語ってらっしゃる動画を見ていました。当時の私は選択という言葉を意識したことがありませんでした。小さい事から大きい事まで必然的に選ばせられているとさえ思っていたのかもしれません。選択をする主人公は私自身ではなく、他の誰か。ましてや感情表現を選択するなんて考えた事もありませんでした。それなのに怒り狂って感情的に訴えてしまいそうな状況で「大変なお仕事ですね。」と相手を労う言葉をかけられる人が世の中にいる。全ての選択は自分で選んでいる。無意識であろうとなかろうと全ては自分の選択の結果。雷に打たれたレベルの衝撃でした。そこから、その言葉を自分に落とし込むために常に自分に問いかけ続けました。
この行動は自分で選んだもの? なぜ?
これが私が自分に問いかけ続けた質問です。過去も含めて自分の選択を振り返り問いかけ続けました。自分が大嫌いで全てにおいて受け身だった私の不幸な人生は自分で選んだものだなんて信じられませんでした。というか、信じたくなかったし誰かのせいにしたかったです。

選択という言葉に秘められた私の想い

選択をする権利は私自身にあると知った1年後の起業塾で師匠から
「ゆかさんは海外に住んでるので、海外に住もうと決断した時に何があったとかも伝えられますよね。日本にいる人からすると当たり前じゃないですよ」
と言われました。日本を離れて15年の歳月が過ぎてしまった私にとっては当たり前すぎて、考えたこともないことでした。そこで思い出したのが、看護師として働いていた病院で退職にあたり言われた言葉でした。
「君は自由でイイよね。うちの子たち(医者)はそんなに簡単に仕事辞めて海外に行くなんてできないからね」
と一緒に働いていた医師に言われました。その時、看護師だからバカにされてるのかなとも思ったのですが、
「医師だから仕事を辞められないと決めてるのはあなた自身でしょ?」
と無意識に思ったことを思い出しました。実際に、日本の外で活躍されてる日本人医師もたくさんいて、活躍の場は日本だけではないはずです。私が自ら選んだ海外移住という選択。海外生活の魅力を聞き海外移住への憧れを抱き始めたのは、生き辛さを感じ始めた10歳前後の頃だったと思います。今思い返せば、その頃から海外に移住するための情報を探していました。高校生の長期留学プログラムや大学留学など。どれもこれも両親の同意を得られず断念することになるのですが、それでも諦めなかった私は海外移住を実現するために有利な職業を選ぶという視点で職業を選ぶようになりました。一般的に見て優秀とは言えな成績だった私がなれる、そして就職に困らないだけでなく留学資金を貯められるという条件で選んだ職業が看護師でした。その計画通り看護師になりお金を貯めて海外へ移住したのが25歳のときでした。

行動選択の権利が自分にあると認識した時に可能性は広がる

幼少期の私は色々なことを全て両親が決めてくれていました。小さなことで言えば、「今日はそんなに寒くないからベストだけ着ていきなさい」というように着る制服の種類まで両親が決めているような家庭で育ちました。無意識だったとはいえ、当時の私は自分に選択肢がないという葛藤を感じていたように思います。「アレもダメ、コレもダメ、あなたは〇〇にしなさい」と親に言われ続け、勉強もスポーツもできなかったから進学先の選択肢も少なかった私。そこで諦めず、可能性が限りなくゼロに近い選択肢を選ぶために自分ができることを考え始めたことから私の人生の可能性は広がっていったんだと思います。海外移住という子どもの私にとって簡単に叶えられそうにない夢を目標に時間をかけて達成した私は移住後抜け殻のようになったことは言うまでもいりません。でも、それも全て経験です。その経験があったからこそ、今の私がいます。

良いことも悪いことも受け止める覚悟ある選択を‼

未来を生きる子どもたちは無限の可能性を秘めています。その可能性を開花させるには、覚悟ある選択をすることが絶対条件だと思っています。どんな状況にだって必ず未来を切り開くカギはある。その選択肢を選ぶために今の自分は何ができるのか?そこを考えることで可能性しかない未来はどんどん切り開かれていく。その事を未来にはばたく子供たちに私は伝えたい。
自分で選択することは時として険しいいばらの道を歩むことでもあり、遠回りになるコトもあります。問題に直面すれば方法を変えればいいだけの事。その学びを手に次の一歩を踏みだすのは自分自身でしかありません。目の前に選択肢が少ない/あるいはないと感じているなら、新たな選択肢を増やすための行動をすればいいのです。その行動をする決断ができるのは自分だけなのですから!!

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