6-2.個性派な息子のお話 4.両親との確執を言葉のチカラで手放す 6.番外編:イギリス・ロンドン生活

息子がつないでくれた両親の気持ち - 帰国ができない今できることって?

父の日だった6月20日はいかがお過ごしになられましたか?
我が家はすっかり忘れて誰も気づかず、今朝Facebookの投稿を見て私一人だけ知った次第です 笑 全く気付いてなかったのですが、実は実は日本時間の20日早朝(イギリス時間の19日夜)に久しぶりに別件で電話したんです。そこで父と会話して色々と考えさせられることがあり、日本の両親とのコトについても現状でできることを振り返るきっかけとなりました。

電話のきっかけは息子のおねだり

タイトルの通り、電話をした目的は息子が新しいレゴを買ってほしいというおねだりコールでした。父の日の2日前が誕生日だった息子は欲しかったレゴの警察署をもらったのですが、もう少しあった方が楽しいかなという事で電話してじいちゃんに頼んでみようという事になりました。親の私が買うか我慢させたらいい話なのかもしれませんが…。何にせよ、電話をする口実をくれたことが良かったです。
娘は私の両親と電話だけでも会話できるのですが、息子はそのレベルではないので若干通訳が必要です。息子の場合はカメラ電話をつなぐとふざけてしまうのでワケがわからなくなるということもあるのかもしれません。無事に息子は新しいレゴを買ってもらえる権利を獲得して、後は誕生日におもちゃの仲間入りをしたレゴの警察署で遊びながら実況中継をしていました。

現状は???まだまだ行き来するのは難しい

今回の電話で私は少しだけ話したのですが、話題は両親の渡英と私たちの一時帰国について。昨年の夏に日本帰国を予定していたのに飛行機がキャンセルになって帰れなかった我が家は帰国できなくなって丸2年を迎えようとしています。我が家は毎年、子供たちの学校が休みになるタイミングで帰国したり両親が渡英してきて一緒に旅行に行ったりしていたので毎年何らかの形では会ってました。それがパンデミックの影響でできなくなったんです。我が家が珍しいわけではなく、そんな家族は日本を離れて入れば山ほどいます。そんな海外暮らしの日本人と今の時期話すのはいつ日本に帰れるのかということ。家族に会いに帰りたいとか、諸々の事務手続きがあったりなど、帰国する理由は様々です。そして、受け入れ側である日本の家族の反応も様々。結構難しい決断だなと色々な人と話をして思ってました。我が家は幸いなことに日本の家族の体調が悪くなってるなどの緊急な用事がないので、帰国を見送ることにしています。現行の取り締まりでいくと実質の滞在期間の前後2週間ずつが隔離期間となるため、隔離のために4週間の時間確保とそれに付随する費用を準備しなくてはいけません。日本入国後の検査は今のところ無料ですが、イギリス出発時、日本出発時、イギリス帰国後に受ける3回の検査代これらを合計すると1人7-8万円。格安で受けられる簡易検査では正式証明とみなされないので検査代だけで子供1人分近い金額がかかってしまいます。

こんな時だからこそリアルなつながり方が注目される?

電話口で父から質問されたのは「注射を打てばイギリスに行けるの?」という事でした。お金の問題は解決できたとしても時間の拘束問題はなかなか解決できません。両親は既に退職して老後の余生を楽しんでいる年齢とは言え、前後4週間の隔離期間と実質滞在期間を捻出するのはとても難しいです。難しいとわかっていても「会いたい」。その気持ちを父親の言葉から感じ取りました。自分の両親だけでなく、夫の両親にも子どもたちだけでも会わせたいので、どうにかできないかなと思ってはいるのですが現状はやっぱり難しい。
夫の父は療養型病院に長期で入院しています。義父に孫を会わせたいという思いもあり、パンデミック前はほぼ毎年子供たちは毎年一時帰国してました。義父がお世話になっている病院は感染管理の観点から2年近く面会を完全に遮断しています。日本で暮らす義母ですら週に1度の電話のみで、お見舞いにも行けない状態です。一人が感染したらクラスターを起こしやすく、それが原因で命を落とすリスクが高い患者さんがたくさん入院されているので仕方がない措置なのかもしれません。ただ、やっぱり思うのが人間は心を持った生き物だという事。声を聞けば会いたくなるのが人間だし、家族や友人から温かさを感じられることはとても何事にも代えがたい心の栄養ではないかと思うのです。心の栄養は身体の栄養でもあります。

現状を嘆いたことで何も変わらないので、今できることを考える。簡単に会えなくなった今、両親と私たち家族がどんな風に繋がっていけるのか。一時帰国という何年も当たり前に続けてきた事が出来なくなったからこそ、立ち止まって考える時なのかもしれません。去年の今頃、来年には帰れるよと楽観的だった私。こんなに長引くと思ってなかったというのが正直なところです。手書きのカードやたまたま見つけたちょっとしたプレゼントを贈ったり、会えないけどテクノロジーに頼らない繋がり方をもっと増やしていきたい。そんな風にリアルな関係を大切にしたい人が浮き彫りになったパンデミックだったんかもしれないなとふと思いました。

-6-2.個性派な息子のお話, 4.両親との確執を言葉のチカラで手放す, 6.番外編:イギリス・ロンドン生活

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