こんにちは。しのゆかです。
突然ですが、本は好きですか?
私は子供の頃大嫌いでした 笑 カタカナがなかなか覚えられずクラスで一番時間がかかり、漢字も同じくな状況で本をスラスラ読める様になったのは小学校高学年になってからだと思います。
そんな状態だったので本を読むのに人一倍時間がかかるので、自然と距離を置く様になりました。こんな私でしたが今は本が大好きで毎日欠かさず読んでます。人生とは不思議なものですね。
さてさて、私は心と身体の健康なくして何も成し遂げられないと思っているので、その基盤として食を大切に考えています。バランスも大事なのでざっくり炭水化物:野菜:タンパク質=1:2:1の割合でという部分だけを意識してます。他はあまり考えてません。
私にとって一番のポイントは買い物です。調理方法や食材のバランスを考える前にそもそもその食材は安全なのか?という事が大前提だと考えているからです。とはいえ、素材そのものの安全って難しいですよね。野菜とひとまとめに言っても、レタス1玉買うのか、それとも他の野菜も取れるからミックス野菜パックを買うのかとかとか…
昔の私なら1日30品目食べるのが理想だからと迷わずミックス野菜を買っていたはずです。健康のためを思ってあえてミックス野菜を選んでたであろう私。今は自分で混ぜて作りますが、なぜカット野菜は避けた方がいいのか?
阿部司さんの食品の裏側ーみんな大好き食品添加物という本をご存知でしょうか?15年以上前に発売された本ですが、その中にカット野菜の製造方法についても記載があります。
「殺菌剤」の入ったプールに、カットされた野菜を次々に投げ込んで消毒します。しかも一度ではなく、濃度を変えて数回プールに入れます。メーカーによっては、食べたときのシャキシャキ感を出すために、さらに「PH調整剤」のプールにつけていたりします。
(食品の裏側より抜粋)
ただ切っただけのミックス野菜ですら添加物にまみれているという事実。家で切った野菜はすぐにしなびるのに、スーパーのカット野菜はなぜいつまでもイキイキしてるのか?その理由を考えなくてはいけませんとも本に書いてありました。
恥ずかしながら私は考えたこともありませんでした。長持ちするからカット野菜の方が経済的という無意識の考えがあったのかもしれません。
カット野菜が長持ちするのは日本に限った話ではありません。私の住むイギリスでも同様です。
私は週に1度づつスーパーとオーガニック食材の宅配を利用しています。火曜日にスーパーの宅配、木曜日にオーガニック食材(野菜は前日に収穫され泥つきで届きます)を届けてもらっているのですが、同じ野菜でもスーパーの商品は驚くほど日持ちするんです。
ケールを購入した時の話
まずスーパーからケールが届きました。私が購入したのはカットされてないタイプのものでしたが、残念ながら品切れで代替品としてカットされたケールが届きました。その2日後にも野菜ボックスにオーガニックの株ごと入ったカーボネロというケールのような野菜が届いたのです。当時は何も知らなかったので株ごと野菜の方が水につけておけば日持ちすると思っていました。
そんな私の予想を大きく裏切って、オーガニックの株ごと届いたカーボネロはしなびてきてました。それなのに先に届いたパック詰めされたスーパーのカットケールはずっとイキイキしたまま。
「カット野菜は洗われる段階で薬使ってるからね」ということは聞いていたのですが、まさかこんな差がでるとは想像していませんでした。
野菜がありえない期間シャキシャキを保てるという事を偶然、比較実験のような形で知る事ができたおかげで今ではお出かけの時も含めてカット/パック野菜をほぼ買う事がなくなりました。
いくつになっても経験に勝る学びなしという事でしょうか?食事は毎日2〜3回とる方が大半です。だから急に変えようとせず、少しづつ減らせたらくらいの長い目で変えていくことをお勧めします。