ライフミッションストーリー 3.子育てに言葉のチカラを使う

子どもたちの誇らしい笑顔が私の原点 - 寿司レッスンで知った現状 -

ビジネスを学ぶ仲間であるおぎのまみちゃんと自分のめざしたい理想の世界や強みについて話をしている中で、私が活動している根幹部分であり源泉を思い出せたので熱い熱い想いを今日はブログに書かせていただきたいなと思います。良かったらお付き合いください。

ふざけた写真ですが熱く語り合いました。

クッキングクラブの目的は、食事を楽しむという経験を与えること

私のライフミッションは「子どもたちが個性を発揮してはばたける社会をつくる」ことです。その背景に自分自身の幼少期の経験があるのですが、それ以上に私に大きく衝撃を与え考えるきっかけをくれたのが娘の学校からきた寿司レッスンの講師依頼でした。
3年ほど前に学校から「○日に寿司教えられない?」と連絡が来ました。どこかのクラスの授業の一環かなと思い手伝いに行ったのですが、様子が少し違っていました。集められた子どもたちは性別も学年もさまざまで、「クッキングクラブ」と呼ばれる特別に選ばれた子供たちだけが参加できるプログラムでした。
当時の私はまだイギリスの学校が抱えている問題について認識が浅く、なぜか日本人としての使命を強く感じていたコトもあり「正しい日本文化を伝えなければならない」と意気込んでいた頃でした。そんな私の目の前で繰り広げられたレッスンは日本の馴染み食材を使った奇想天外な欧米流レッスン。スペイン人の先生が、「これ、ちょっと塩味が効いてて不思議な食感だけど美味しいわよ。みんな食べてみて」と言いながら乾燥ワカメをそのまま配ってたり、パスタを茹でるかの如くたっぷりの水でゆで上げた米が準備されてたり…。そんな衝撃映像を見ながら
「これは日本の作り方ではないよ」
と先生に伝えてみました。ワカメに関しては知らなかったと驚いていた先生ですが、その後とっても大事なことを私に伝えてくれました。

「これが本当の日本料理じゃなくていいの。この子たちはそれぞれの家に帰ったらファーストフード店から買ってきた食べ物を親たちから与えられて、それを自分の部屋だったりテレビの前で一人で食べてる子たちなの。このレッスンの目的は、みんなで作ってみんなで一緒にご飯を食べると美味しいねって言う経験を子供たちにして欲しいってことなの。だから本物の日本文化を伝えなくていいの。」

そう教えてくれました。この言葉を聞いて、私が気負っていた日本人という使命はチッポケな物でもっと大切なコトがあるのだという事に気づくことができました。本当の日本文化を伝えられる人はもっと他にいる。その使命は私にはないと悟ったきっかけになりました。

子どもたちの笑顔から教えられたモノ

娘が小学校に入学してから色々な形で見せてもらってきたイギリスの学校事情。日本に馴染めず嫌いになって飛び出したくせに、なぜか現地の子たちに日本文化を伝えたいと色々と企画して積極的に学校と関わってきました。自分では何もできないから、日本文化を伝えられそうな知人にお願いしてお琴のコンサート、着物試着&写真撮影会、夏祭りのヨーヨー釣りブースを出展してみたり。寿司を作って寄付する以外にも日本人の私だからできることを意識して行動してきてました。学校の先生や保護者から感謝されて、学校への寄付金も集められて、本当の日本文化なんて知らないのにちょっといい気になってた私がいました。そんな私に現実を教え、私ができることを純粋に教えてくれたのがクッキングクラブでも出来事でした。

この寿司レッスンで子供たちが作り上げたお寿司は、日本人から見れば海苔巻きだけどなんか違うという代物。だけど、巻き上げた子供たちは誇らしい表情でおいしそうに食べてました。そして、「担任の先生にもあげたいんだけど、イイ?」、「家に持って帰ってお母さんにプレゼントしたい。」と本当に素敵な表情でお寿司見つめる子供たちの姿がそこにはありました。

私ができること、やりたいこと

親が変われば子供たちは何もしなくても変っていきます。コレは私が経験済みです。私が娘への執着を手放し、彼女の持っている力を可能性を信じ始めた瞬間に娘は勝手に羽ばたいていきました。そして私自身も楽に肩の力を抜いて生きていけるようになりました。その経験を一人でも多くのお母さんに知ってもらいたい。その想いでコーチングをしています。そして、その収益を使って学校が行っているプロジェクトを応援したいと思っています。私個人の力は本当に微力です。大金持ちでもない私はまず自分の生活を満たし、自分の子供たちが育っていくために必要な分を差し引くと余力分なんてごくわずかです。だけど、チリも積もれば山となる。小さな小さな私のサポートでも心救われる子供たちがいるかもしれないから続けていきたい。

子どもたちは自らの人生を、親を選んで生まれてくると言われています。親との確執や不健全な関係をそこから学んでいくステージに今いるのかもしれません。だけど、その経験から道を踏み外してしまう子供たちがいることも事実。そんな子供たちのために学校が内密に行っている心のサポートプログラムが私が手伝ったクッキングクラブなんだと思います。悲しいことにイギリスの学校が直面している財政問題はかなり深刻です。だからこそ、微力でもサポートが必要なんだと思っています。私ができることをやっていこう、続けていこう、そう強く決意できたお話会でした。

まみちゃん、貴重な時間をありがとう。そして私の想いに強く共感してもらえてうれしかったよ。

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