3.子育てに言葉のチカラを使う

レベル別授業は小学校から - 私が驚いたイギリスの教育事情

先日、イギリスの学校の保護者会に出たことを書いたので、私が驚いたイギリスの学校事情についても書いていきたいなと思います。

記念すべき1回目は、タイトル通り小学校からレベル別授業を受ける⁉︎です。

イギリスは日本より少し早く年少/年中で小学校準備クラスであるレセプションと呼ばれるクラスが始まります。9月始まりなので誕生日の関係で娘は日本では年中、息子は年少でレセプションに入りました。4歳です。レセプションは遊びと学びが半々という感じなのですが、この時点でPhonixや数字の認識など簡単なジャッジをされてグループ分けされます(phonicsについてはコチラhttps://www.mpi-j.co.jp/store/phonics/を参照してください)。グループの数は学校によってさまざまですが、大体3つに分けてる学校が多いのかな?と思います。

私にとってはクラス全員が同じ進度で同じことを学ぶのが当たり前だったので、少々驚きましたがイギリスでは至極当たり前のことです。というのも、イギリスは全てのレベルの子供たちがそれぞれの段階からどれだけ能力が伸びたかという視点で学校が評価されるシステムらしいのです。一応、year 1でphonicsのテスト、year 2とyear 6でSATという試験がありますが親に結果が返される事はありません。結果を渡す事は禁止されてるのだと聞いたことがありますが定かではありません。あくまでコレらのテストの目的は学校側の評価である子供たちのそれぞれのレベルをどこまで伸ばせたかを見るための物だからです。
結果が知りたければ、担任の先生に個別のアポを取ったり個人面談の時に教えてくれたりもするので聞いてみるといいです。我が家の場合(娘の経験上、息子はまだテストを受ける年齢ではない)、全国統一テストにあたるSATの解答用紙は学校指定の面談で担任の先生から間違い箇所について軽く教えてもらいました。お願いすればテストの問題と解答用紙を閲覧することが可能でした。
Year5では非公表のテスト(たぶん学校独自)を受けたらしいのですが、その時はたまたま担任の先生に相談したいことがあって個別面談をセットしてもらっていたので特別に教えてもらえました。私は偶然テストの結果を先生から教えてもらえましたが、他の保護者は教えてもらってないのかもしれません。小学校低学年の頃のレベル別レッスンは生まれ月や両親の英語レベル等に多大な影響を受けるのですが、高学年になるとガラッと変わってきます。イギリス、特にロンドンは移民が多く親が学校とコミュニケーションをとれないケースも珍しくありません。そういった家庭出身の子は(我が家の子供たちもそうですが…)、学校入学時には英語の読み書きは皆無で話す聞くという能力も少し劣っているケースがほとんどです。私は第一子である娘が入学するときに心配したのですが、入学時に歴然と立ちはだかっていた差は年を追うごとに縮まっていきます。そして、レベルわけ授業のグループ構成も変っていくことになります。

そして、高学年で上位グループの子は他の学校の上位グループの子たちも集まって特別な授業を受ける機会を得られたりもします。地域主催のものもあれば、ロンドンレベルで集められたりなど様々なものがあるようです。選抜授業に参加すると学年齢よりも何段階かステップアップした単元を学校の先生以外からレベルの高い生徒に混ざって学べるというチャンスがあるので選ばれた子には学校から積極的なアプローチが来たりもします。

上の娘がPrimary(小学校)を終えようとしてるタイミングで日本人母である私が思うイギリスの教育について良いところは
・子供たちのプレッシャーが少ない私は日本で落ちこぼれ義務教育時代を過ごしたので、大半の方がサラッとかわしてきたであろう小学校のテストも苦痛でしかありませんでした。自分の弱点を知るという感覚は全くなく間違いを指摘されるという目でしかテストを捉えられてなかったからかもしれません。そういう意味でイギリスの方針はそれぞれのレベルに合わせた問題が配られて、先生や同級生からサポートを受けられるのでプレッシャーが少ないのではと思います。

その反面、欠点としては
・我が子の理解度がわかりにくい日本の様に単元毎にテストがあるわけではないので、どの部分で理解が深いのか浅いのかのジャッジを親がしにくいという難点があると思います。親がじっくり子供に関わってる家庭では、市販の問題集を一緒にやっていたり家庭教師がついてる子もいます。中学受験を見据えてる家庭の子に多い気がしますが、受験組の子たちも毎日学習塾や家庭教師という子はほとんどいない様に思います。大抵は週2回くらいのレッスンであとは膨大な宿題と格闘してる感じだと思います。

我が家はごく一般的な公立校に通わせています。地域差もあるでしょうし、プライベートスクール(私立)だともっと手厚いサポートが受けられるのだと思います。ご参考になれば幸いです。

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