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やっぱり子どもってすごい!!大人はただそっと学びの機会を提供すればいい!!

本日、無事に娘がSecondary Schoolに初登校しました。日本なら入学式があるところですが、イギリスではなーんにもありません。あると言えば、制服買ってねとか必要な費用な支払いのメールが親に来るくらい?事前オリエンテーションとかは一応ありましたが、基本何もないのがイギリススタイル。娘が小学校に入る時は日本の感覚が抜けきってなかったのでアタフタしたのですが、今や肝も座ってしまったもんで「何とかなるでしょ!!新入生やから知らなくて当然やで!!」とか言えちゃう私。制服が8月はセールになるからセールを逃してはならぬと必要な物は事前に準備してたはずの私でしたが、セール除外品だった靴下は急がなくていいと放置し続け前日の昨夜に気づくという大失態!!小学校の時に使ってたひざ下までの靴下を折り曲げてくるぶしソックスに見せかけて初登校していただきました。娘より「セールじゃなくても靴下は買ってな!!いるから!!」と昨夜怒られましたが、私はきっと学ばない 笑
新学期直前にバタバタしてた我が家ですが、夏休みの最後の最後に家族そろってイギリスいち美しい村があると言われているコッツウォルズに日帰り旅行してきました。美しい村を車窓から眺めながら「イギリスの田舎はいいよね。こんな風な庭にしたいけど、何が違うんやろな~」なんて優雅に話しながら向かった目的地はだだっ広い草原で毎年開かれるホースショー。馬好きの娘の希望で毎年の恒例イベントのホースショーに行ってきました。

新たな形で子どもの邪魔をする母親(私)に気づく!!

馬と関わる仕事がしたいという娘の夢の実現サポートの一環として、馬関連のイベントを見つて可能な範囲で参加するようにしていいる我が家。私も夫も馬関連の仕事と言われて思い浮かぶのは競馬関連とイギリスの騎馬警察くらい。自分で調べるだろうと言えばそうですが、何かヒントになる出来事や出会いがあるかもしれないし、違った目で自分と乗馬の向き合い方ができるかもしれないという気持ちもあって機会があれば参加し続けてます。表向きは子供を応援する親、その反対の裏向きの私はご当地の出店とか出ててワクワクする~っていう自分も楽しんじゃってるパターン。相互良しな視点でなおよし‼ちなみに私はホースショーの出店で靴を買ってアイスを食べて大満足でした。
毎年見てるはずのホースショーでしたが、今年は娘にとっては少し意味合いが違ったショーでした。今年の夏から本格的なジャンプを練習し始めた娘。60cm-1mのジャンプの練習をしてるらしいです(私は送り迎え専門なので見たコトはないです)。そんな娘が見たのがジャンプコンペティション。馬の足音が間近で感じられる距離で1.7mのジャンプが見れたので娘にとってはこの上ない絶好の機会。そこで無意識とは言え邪魔をするのが私です。毎度のことながら、この親(私自身の事ですけど…)娘の足引っ張てんな~って思う。

私:あの馬、しっぽに白いリボンつけてるから女の子ちゃうん?

娘:(冷たい目線を送りながら)リボンつけてるからって女とか男とか関係ないから。リボンの色には意味があんねん。白は忘れたけど、赤やったら蹴るから気を付けてって意味やから。

私:リボンに意味あるんや。へー。

娘:(無言でショージャンパーを観察)

私:馬に乗ってバーの前に行ったら勝手に馬が飛んでくれんの?

娘:(再び冷たい視線で)違うから。ほら、ちゃんと見て、今は手綱引いてるやろ?あれを飛ぶ直前に緩めるんよ。先生が言うには馬は直前までバーは見えてないんやって。

私:止まる時も手綱引くやん?それと飛ぶ前の違いは何なん?何で止まらんと走ってんの?

娘:私も始めたばっかりやしわからん。今見ながら勉強してるから、ちょっと黙っててくれる?

娘に一括されてしょんぼりしながらやっと黙った私でした。

子どもはそのままでインナーゲーマー‼

インナーゲームの実践のためには明確な目標をたてて観察するというステップを踏んで、観察して得た気付きを行動に活かしていきます。娘のためだと思って参加してたショーで好奇心むき出しで娘に質問し続け怒られた私は、実は娘のことを密かに心配してました。何度となくインナーゲームの集まりに参加しては娘のことを相談してきました。「上手に馬に乗りたい」としか目標を語ってくれず、具体的な目標を言葉で表現することをしてこなかった娘。ただ私にだけ話してくれてないならいいのですが、「何を目的に続けてるんやろ?何か感じ取ってるんかな?」とか時々不安になってたのでした。師匠である石橋さんからは「口にしないだけで、ちゃんと観察してると思いますよ」と言っていただいてたのですが、親としてはソワソワ。信じたい気持ちと心配とが入り混じる感じ。そんな私でしたが、心配を前面に押し出したタイミングではなく、自分の好奇心で教えてもらおうと質問し続けたら観察しながら学んでるから黙ってろと怒られたことで、娘は言葉にして表現はしないものの自分の中には乗馬に対する明確な目標があって観察もできてるんだなと身をもって体験することができました。怒られたけど…。

今年のホースショーから新しいイベントとしてポニーレースという8歳から14歳までの騎手コースに参加してる子供たちがミニポニーに乗ってイギリス流競馬(障害物あり)のコースを全力疾走するイベントがありました。ミニポニーとは思えない速さの全力疾走と騎手コースの子供たちの乗りこなしが凄すぎて圧倒されたレース。最後の直線の乗りこなしは本物の騎手の動きそのもの。レースが終わった後は結構なスピードで走り抜けるポニーに乗りながら片手で手綱をもって観客に手を振る姿とか。「こんな歳でこれだけ乗りこなせるって…さすが乗馬の国やな!!」とやけに関心。ポニーレースは他のイベントで見たことがあり、娘も大好きなイベントなんですが今年は初めてやってみたいと思ったようでした。同じような年齢の子どもたちが目の前でかっこよくミニポニーを乗りこなし輝いてる姿に刺激を受けたのかもしれません。

時々、無意識で娘の行く道を邪魔するけど、興味あるなら母ちゃんは全力で応援する。それが私という母親だからポニークラブ騎手コース調査中です。ロンドンの近くではなかなか見つけられず、調査難航してますが娘のために苦手な英語検索頑張ります。娘の結果に期待はしてません。ただ、娘の目が輝いて一生懸命に頑張る姿が大好きなんです。成功も失敗もすべて経験でその経験のために教育費を投資する。そういうスタンスで娘を応援してます。

「勉強は大人になってもできる。スポーツとか色んなことに真剣に向き合って仲間と過ごす経験は今しかできないから制限しない。」

これが夫が貫いてきた教育方針。日本で生まれ育って、よくこんな考え出来るなと不思議な目で夫を見てたけど、今では夫の方針に完全に乗っかっております。

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